モニターでの作業、キャラクターアニメーションの作業ともに
アニメの仕事では動きの密度をセルに合わせるためだったり
モニターの記号的なアニメーションデザインとして
12fps、8fpsなどのコマ落としをすることがあります。
その際、エフェクトのポスタリゼーション時間か
プロパティにキーフレームを与え
エクスプレッションで
posterizeTime()
をつかうことが多いのですが、、、
これがほぼ同じ効果になりますが計算が劇的に違う場合があります。
今回は特にテキストレイヤーのソーステキストにランダムに
文字列を与えるという状態でテストしてみました。
一応、下記がコンポジションのセッティングです。
○コンポジション設定
サイズ:4032×1280
フレームレート:30fps
デュレーション:600frm
レイヤー:288ptのテキストレイヤーx5
として、表示される内容は同一のエクスプレッションとしています。
処理:6fpsコンバージョン
当然ですがレンダリング設定は一緒です。
キュー1-コンポ:EX
エクスプレッションにて処理
キュー2-コンポ:FX
ポスタリゼーション時間にて処理
レンダリング時間におおきな差があります。
※600frmで約5倍。
1800frmでテストしようとした場合は
EX:2min
FX:36min
となりました。
これは当たり前の結果なのですが
処理が演算後に行われるか否かの差だとおもいます。
亡国のアキト最終章のモニターデザインの作業中に気づけてよかったです。
楽チンなエフェクトの方をついつい使ってしまうこともあるので注意して使いわけたいですよね。
レンダリング時間の比較検証第2弾もエントリーしました。<17/06 アップデート>