Cinema4D TeamRender Cliant で Cycles4Dを使う

無事設定できましたが、、、ハマりましたね。

設定する過程であれこれとwebで調べても答えが見つからなかったのでエントリーしてみました。
(Cycles4Dフォーラムには多分同じ症状でリプライのないポストが1つ在りましたが)

そもそもCycles4Dがらみの話題が多くないです。
国内は同じGPU系レンダラーなら圧倒的にOctaneのユーザーが多いでしょうしね。

Cycles4Dもアップデートが進み、標準のC4Dマテリアルが使えるようになったり
サンプリングレベルを大幅に上げなくてもノイズ軽減できるように
デノイザーの機能がついたりとお仕事でも本格的に使いやすいような仕様に
なってきたので手持ちのTeam Render Cliantにしているマシンにも
インスールして運用してみようと試みました。

まずライセンスに関して

Cycles4Dは1ライセンスを購入すると3 Render nodesが
付属
してくるとのことなので3台には入れられるはずです。
(ちゃんと調べてませんのでもしかすると1GPUあたり1nodeかもしれません)

クライアントを用意する

普段遊んでいるMacBookProRetina15′(MBPR15)に
メインで使用しているiMacのCinema4Dのプラグインディレクトリから
最新版のCycles4Dをコピーして,以下の順のようにしました。

  1. Cinema4Dを起動
  2. Cycles4Dをアクティベーション
  3. シャットダウン
  4. TeamRenderCliantを起動
  5. メインマシンからジョブ送信
レンダリングと確認

TeamRenderマネージャーで確認すると、
クライアントのMBPR15はグリーンになっています。

ん?レンダリングしてない?

画面共有でTeamRenderCliantのコンソールを見てみると、、、、
Cycles4Dがらみのプラグインがロードできない旨のエラーで
ジョブを開始できないということのようで安らかにアイドリングしています。

どういうこと?RenderNodeは別途購入が必要なの?とか悩んで思考錯誤。
パターンもそれほどないからということで絨毯爆撃的に試す結果に。
プロセスは書いてもあまり意味がないので結果のみを書きますが
想定していた中では一番最後のパターンでうまくいきました。

結果
  1. クライアント側のCycles4Dのアクティベーションの入力項目を全て’Blank’にする
    (アクティベーションの解除)
  2. コピーしてきたCycles4Dを捨てる
  3. 最初ダウンロードしてきた圧縮ファイルから新規に展開してインストール。
    (通知メールにあるリンク先からダウンロードしたファイル)
  4. TeamRenderCliantを起動。

これで問題なくCycles4D RendererでのTeamRenderが可能になりました。
状況が整ってマシンに余裕がある状況なら、Cycles4Dを使うのも結構良いかもしれません。
普段Cinma4D標準に慣れていると、多少ノードベースのマテリアルエディタと
クセのあるマテリアル、パラメータの多いレンダリング設定に苦戦するかもしれませんが、
探り探りやれば標準のフィジカルレンダラーに近い結果を少しだけ時短で得られそうな気がします。

ちなみに、以下はTeamRenderでCyclesを使ってレンダリングした4秒(96frm)動画です。
ワイヤーフレーム表示、透過、反射、AOが強めに出るように設定しましたが
1枚あたり1~1.5分以内で2nodesですからおよそ1時間ぐらいで終了しました。
個人的にはフィジカルより早い印象です。
(多分フィジカルではワイヤーフレームをレンダリング出来ないでしょうし)



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