昨年末にGTX1080(Tiではなく無印)を導入したのと
今後RedshiftをメインのGPUレンダラーとして使用していくにあたって
Windows PCでGPUレンダリングのベンチマークをとってみました。
今まで使ったことがなかったのですが
redshiftBenchmark.exeを実行するとコマンドラインが走り
- テスト用のレンダリングシーンのダウンロード
- zipファイルの展開
- レンダリングが開始
- 画の出力
が実行されました。全てコマンドラインです。
ちなみにデュアル、シングル毎と都合3度実行したわけですが
初回は自動でデュアルの結果が出力されました。
その後シングルでの結果は
ユーザーフォーラムに記述のあるコマンドで実行しました。
以下はRedshift Benchmarkの結果(レンダリング時間)なのですが
Redshift Benchmark Results
- GTX1060 3GB : 30m19s
- GTX1080 8GB : 16m51s
- GTX1060 3GB x GTX1080 8GB DUAL: 10m59s
やはり1080は早いですね。
てか、テンシックスティーがおそいのか、、、、
しかし、デュアルにすると約6min短縮できるなら
それはとても重要な意味のあることですね。
また、メインのレンダラーとしての活用機会が増えていくようであれば
デュアルの一方(遅い方)をより高速処理なGPUにリプレイスしていくような
機材運用をしていくプランを立てるのもよさそうです。
以下は未導入のレンダラーなので
参考までにとってみたOctaneBenchの結果(TotalScore)なのですが
OctaneBench Results
- GTX1060 3GB : 77.619819
- GTX1080 8GB : 129.267176
- GTX1060 3GB x GTX1080 8GB DUAL: 205.810673
Octaneはスコアになっているので評価し易いですが
デュアルの場合でも個々のGPUがほぼロスなくレンダリングするってのが何気にすごいな。