Cinema4D SceneSaver Python Script

作業する内容や環境によって、必要なものはそれぞれに違いますが
今回もいつも通りそんな独断と偏見で簡単に書いたスクリプトです。

これは基本的にはAEでも同様の機能があるスクリプトを書いているのですが
シーン:c4d(AEの場合はaep)を保存するためのモノです。
なぜそんなモンを作ったかというと
c4dの場合はレンダーパスのプレフィックスにシーン名を使用している場合が多いからなんですね。
ということはシーン名を変更すると、出力先も変更になって、
コンポジットツールでもフッテージの置き換えなんかが必要になったりして結構ミスを誘うんですよね。
あれ!?新しく出力したのに画がかわらねー!
とか、一部パスが変わっていないまま、コンポして納品直前まで行ってしまったりとか
ファイル管理をすればいいだけとお叱りを受けるかもしれませんし、以前は自分でもそのように考えていましたが
構造的にも容量的にもシンプルなのがいいに決まっているという結論に達しました。
不要なファイルに溺れてエラーをだしても意味がありませんからね。

ただ、以前のバージョンに戻る可能性も考えて、パスをレンダリングすれば以前のバージョンに戻れる環境を作りたかったわけです。
つまり、設計としては

  1. 作業シーンは常に一定の名前
  2. 新しいバージョンのシーンに切り替えるタイミングでバックアップをとる
  3. 公式なリテイク・修正依頼があった場合も同様

というコンセプトで作りました。
ご興味があれば、ご覧ください

ちなみにAEの場合はコンポジション名を出力名にしている場合が多いので
リテイク対応などは、コンポジション名を自動変更し、aepのバックアップをとるというように設計してあります。



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