Autodesk 3ds Max WorkReport logger Python Script

前回とりあえず環境を確認して、パッケージを色々といれてみたので
確認も兼ねて、少しユーティリティ的なスクリプトでも書いてみようということで
作業引き継ぎ時に必要になりそうなシーン情報をメモファイル出力するものを書いてみました。

python自体は至って普通ですね。
標準のライブラリのみなのにカスタマイズされていて
解決不可能な変な事象が発生します!
みたいなことは発生しません。

ユーティリティツールでよく使う
os、 datetime、 re
などの標準モジュールも普通に動いてくれるので
なんの緊張感もなく、*.txtを出力することもできますし
日付けなんかの文字列を付与することもできます。

ただ、いかんせん筆者自身が3DsMax対応ではないので
MaxScriptをベースにした独自のAPIをつかっての作業は
Referenceと首っ引きにはなってしまいますが
基本的にネーミングルールなんかもシンプルでわかりやすいので
つまづく確率も低めです。

ちなみに情報として収集した値としては

  1. ファイル名
  2. レンダリングサイズ
  3. シーンのフレームレート
  4. レンダリングのフレームレンジ
  5. 焦点距離(レンズ長)

といった具合です。

他のアプリケーションに作業を引き継ぐ(僕の場合は自身のEmbergenです)ことを想定してのモノですが
とりあえず目視確認用のメッセージ、申し送りってことです。
まー、連携を考えてjsonやcsvのデータにしたいという要望があった場合にも
この感じなら問題なさそうには思いますね。

個人的にはMaxに限らず、DCCとして標準的に使用されることの多いMayaでも
AfterEffectsの基本コンポにカットNoやなぜかアニメ仕事で要望の多い焦点距離
(要求している人がカメラのことをわかってるかは謎)を
エクスプレッションで表示させて自動更新するようにしてみますね。
前述の通り焦点距離への理解の状況に疑問があり、本当に気にしているか不明ですし、
そんな情報をいちいちテキストで入力するのはだるい。そして何より自分の適当さに不安があります w
幸い数バージョン前からAEではtxt、csv、jsonをインポートできますしね。



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