現在の手持ち作業も概ね目処がたち、でも夏休みと言うほど時間に余裕もなく
どこかに行くということもできないので普段の作業に関してブログを少し書きます。
モニターなどのグラフィックデザインでもアニメの撮影でも
ある程度、構図は意識して作業しています。
そのため、定番ではありますが
黄金分割などのガイドは必ずと言って良いほど当てはめてみます。
その上でどうにもまとまって見えないときには他の比率のガイドも置いてみたりもします。
このとき厄介なのは、画面やサブウィンドウなどのモジュール類が常に一定のサイズではないことです。
4:3のときもあれば、16:9の時もありフルHDサイズだったりハーフだったり、
モジュールに至っては200×30、100×1500だったりとキリがありません。
もしそれぞれのガイドを作っていたら、それだけで大幅に作業時間が奪われてしまうという感じです。
ひとまず、モニターなどのグラフィックデザインの話に的を絞ると
ベースになるデザインを行う、Illustratorでの作業で概ね完成させる努力します。
そういった機能に特化していますから、とても結果が見えやすく作業しやすいです。
ですが、アニメーションをつける上でどうにもならないことも多々あり
Cinema4D、AfterEffectsに持って行った後のケアも必要になってきます。
Cinema4Dの場合
これは確かR14で追加された機能だったと思いますが
カメラに構図ヘルパーがついており、これがあるというだけでとても安心感があります。
ガイドの種類も必要十分です。まだの方は一度使ってみてください。
AfterEffectsの場合
アニメーションも含めての作業としては最後の砦ですし
サイズフォーマットを決め込む行程だったりもするのでここでの構図関係のツールは必須です。
ですが、Cinema4Dの構図ヘルパーのような基本機能はありません。(多分)
PhotoShopと同様のガイドやグリッドはあり、セーフティフレーム類はありますから
こちらを使用して構図を決めるのも良いですし、以前はこの方法でなんとなくやっていました。
そもそもAFterEffectsと言っているぐらいなので
ごちゃごちゃと構図をいじったりすることを主な作業として想定してないのでしょう。
そこでPatecでは安心を買うべく
シェイプレイヤーとExpressionで自作しています。
見ていただければ分かる方も多いと思いますが、ご大層なことではありません。
と言った感じで、作業を充実させるために
空いた時間でツールを作ることが結構あります。
これ一つで格段の差といった類のものではありませんが
この手のツールの数や回数が増えることによって
画面作りに多くの時間を割り当てることができるのじゃないかと考えています。
また、こういった形であればセンスはなくても一定の訓練で粒の揃った成果を出すことも可能になるだろう思っています。
気が向いたら、既存のツールに関してまた書いていこうと思ったので、”その1″としてみました。
その2はこちら